
◆著書紹介:
『清華大生が見た 最先端社会、中国のリアル』
(2020年3月1日クロスメディア・パブリッシング発行)
「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された話題の1冊!
本書の概要
本書は、第1章から第5章とエピローグにより構成されています。
■第1章 中国を変えるチャイナユース-80後、90後とは?
第1章では、今後中国社会の表舞台に立つ「80後」や「90後」を取り上げ、彼らが生活するイマの中国を中心に紹介しています。日本国内のメディアでは、中国政府や中国経済などを多く取り上げるものの、若者にスポットライトを当てることは少なく、中国の若者について知る機会はあまりない中で、本書では中国の若者(チャイナユース)、とくに「80後」や「90後」について、彼らが生活する中国の社会情勢を把握することができます。
■第2章 デジタル革命がもたらす中国社会の変化
第2章では、中国社会においてデジタル革命が起きる昨今、ライフシーンやビジネスシーンなどが大きく変わっていく中で、チャイナユースを中心に取り巻く、デジタル革命による劇的な変化を最前線でリードするアリババとテンセントの歴史を振り返り、両社が作り上げる中国の社会基盤システムについて紹介しています。
■第3章 世界最先端を走るアプリ大国のイマ
第3章では、アリババ系とテンセント系による主要代理戦争や、アプリ大国となった中国の現状を実例を交えながら、一日の生活でどんなアプリを使用するかなどを解説しています。
■第4章 中国教育と海亀たち
第4章では、中国の急激な発展を支える中国の教育事情、そして「海亀(ハイグイ)」について、筆者が在学していた清華大学の実例などを参考に紹介しています。中国の教育事情といえば中国版センター試験「高考(ガオカオ)」の熾烈な競争などが印象深いと思いますが、高考以外にも中国国内の大学事情、チャイナイノベーションの源泉となる海外帰国組である海亀などについても角度を変えて紹介しています。
■第5章 ジャパンユースとチャイナユース
第5章では、ジャパンユース(日本の若者)とチャイナユース(中国の若者)の価値観やライフスタイルなどを比較しながら、メディアでは知ることのないチャイナユースの価値観を解説することにより、今後日本と中国両国の交流が深まる中、彼らをより理解することで、どのように関係を構築していくべきか、そしてどのように協力していくかを読者とともに摸索・検討しようとしています。
【インタビュー!本書執筆へとつながる想い】日本の若者がイマの中国から学ぶ意義はとても大きい!重要性を正しく伝えたい!
≪本書より抜粋≫
日本に留学経験もある思想家・梁啓超氏は、1900年に「少年中国説」という散文を書き残しました。
そこには
”少年智則国富、少年富則国富、少年強則国強、少年独立則国独立、少年自由則国自由、少年進歩則国進歩”
という言葉があり、直訳すると、
”若者が賢ければ国も賢く、若者が裕福であれば国も裕福、若者が強ければ国も強く、若者が自立すれば国も自立し、若者が自由であれば国も自由、若者が進歩すれば国も進歩する”
若者は国の未来の縮図であり、今後の社会を背負う人々です。
夏目氏は中国で生活をする中、中国人学生と共に学びを進め、彼らの背中から多くの物事を学んできており、夏目氏によると、チャイナユースたちは活気があり、常に向上心を保ちながら、社会を変えたいという一心で、ひたむきに頑張っているとのこと。
その姿から、中国が今に至るまで、そして今後の発展をも垣間見えた気がしたことから、
イマの中国から私たち日本人、特に若者が学び意義はとても大きいと考え、それらの事情を正しく伝えることの重要性を感じたことが本書執筆にもつながっているようです。
著者・夏目英男氏へ直々にインタビュー
【必見!中国のリアル!】著者・夏目英男氏による直々のオンライン特別講演会を緊急開催!!
この度、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された話題の一冊、『清華大生が見た 最先端社会、中国のリアル』(2020年3月1日クロスメディア・パブリッシング発行)の著者である夏目英男氏をお招きし、オンライン講演会を特別開催します。 アリババ、テンセントをはじめ数々のユニコーン企業が成長し、世界をリードするデジタル革命の最先端を走っている中国。2020年代の中国のテクノロジー・教育・文化を20代という若い目線でみた「中国のリアルな現状」を語ります。日本のメディアではなかなか理解しきれない「中国のリアル」に触れられる貴重な機会であり、参加者のターニングポイントとなること間違いなしです!
共催:北京語言大学東京校
北京語言大学東京校は、ISIグループが運営する2015年4月に東京・池袋に開学した文部科学大臣指定外国大学日本校です。
【夏目氏の講演も聴ける!】
2021年夏休みスペシャル企画 特別モニター生、募集!
「はじめてのHSK中国語検定合格プログラム」
主催:北京語言大学東京校
共催:HSK日本実施委員会

◆著者:夏目英男氏
1995年7月20日生まれ。東京生まれ、北京育ち。2000年に両親の仕事の都合上、中国へと移住。2013年中国・清華大学に進学。2017年清華大学法学院及び経済管理学院(ダブルディグリー)を卒業後、同大学院公共管理学院(公共政策大学院)に進学。在学時に教育プロジェクト「Dot STATION」を企画・実施。