「消滅可能性都市」から「SDGs未来都市」へと変革を遂げた豊島区の逆転劇とは!?
豊島区は2014年に、東京23区で唯一「消滅可能性都市」と指摘を受けました。
消滅可能性都市とは、人口流出・少子化が進み、存続できなくなる可能性がある自治体を指します。民間の有識者らで構成される日本創成会議が、「2010年から2040年にかけて、20~39歳の若年女性人口が 5 割以下に減少する市区町村」の定義により2014年に指摘したものです。
豊島区はこれを受け、2015年より、「子どもと女性にやさしいまちづくり」「高齢化への対応」「地方との共生」「日本の推進力」という4つの柱を据え、文化に基軸を置き持続発展する都市として「誰もが主役になれる」まちを目指す「国際アート・カルチャー都市」を目指す構想を策定し歩みを進めました。
「国際アート・カルチャー都市」が目指す都市構想とは、文化を振興するだけでなく、地域資源や特性を活かし、公民連携により多様な主体とともに展開しながら街の魅力を高めていくもので、新たに住みたい人・訪れたい人・住み続けたい人を増やして地域経済を活性化し、その税収増を区民サービスに還元して好循環を生み出す構想です。
公園などのハード面の整備や、文化をはじめとするソフト面の事業展開を総合的な施策として組み合わせ推進を進めた結果、2020年には内閣府により「SDGs未来都市」に選定されました。
また、その中で特に先導的な取組として「自治体SDGsモデル事業」にも選定され、ダブル選定は東京都初の快挙となりました。
「SDGs未来都市」とは!?
SDGs未来都市というのはSDGsの理念に沿った取り組みを推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の3側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を選定するものです。
また、その中で特に優れた先導的な取り組みについては「自治体SDGsモデル事業」として選定して支援し、成功事例の普及を促進していきます。
豊島区のまちづくりの担い手として区の魅力を発信する特命大使!
豊島区は、「まち全体が舞台の誰もが主役となれる劇場都市」に生まれ変わろうとしている中で、区民の一人ひとりが主役となり活動していくことで豊島区が目指すまちづくりを実現しようとしてきました。
その中で、国際アート・カルチャー都市としまの魅力等を区内外に発信する等、この都市構想に賛同する「豊島区国際アート・カルチャー特命大使」の制度が設けられていました。
令和2年11月より、新たに「SDGs未来都市」実現の牽引役をも担っていく「豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使」として特命大使制度が変わりました!
ISIグループは、SDGs実現を担うグローバル人材の育成を目指しています。
豊島区においては、学生と共に特命大使としてSDGs認知度向上や豊島区のまちづくりの魅力発信など、様々な自主的な活動に取り組んでいます。
ISIグループでは、令和2年11月1日に豊島区長より「豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使」の認定を受け、豊島新時代を築くために、特命大使として多彩な活動に自主的に取組みを行っております。
ISIグループのSDGs特命大使としての取組み事例紹介(一部)
■SDGs未来都市!池袋クリーンアップ大作戦!
池袋のまちのゴミ拾いイベントを開催しています!
南池袋公園SDGs看板前にて
大きな樹木や広い青空、一年中青々とした芝生が魅力の池袋のオアシスとなる公園。
敷地内には、生産者と消費者の食を介したつながりの場を目指したカフェレストラン『RACINES/ラシーヌ』があり、週末には多くの方で賑わっています。
巨大ターミナル 駅“池袋”の中とは思えないほどの緑に囲まれ、四季折々の表情を楽しむことができます。
ISIグループ校である 専門学校 東京ビジネス外語カレッジ(TBL)校舎前にて
ISI日本語学校(池袋校)も併設しており、世界からの留学生と多様性に満ちたキャンパスライフを過ごせます。また、卒業後は海外大学に編入し学士号を取得できるプログラムも拡充しています。
ISIグループが運営する北京語言大学東京校の校舎前にて
北京語言大学東京校は、2015年4月に文部科学省より外国大学日本校として指定を受けています。本気で中国語を学びたい方にピッタリの大学です。
■北京語言大学東京校の環境サークル「Ecoler」が大活躍!
北京語言大学東京校の環境サークル「Ecoler」が大活躍!
毎週、池袋のまちを学生達がゴミ拾い活動をし続けており、徐々に活動の幅も広がっています!
■SDGs未来都市!バーチャル体験プログラム(SDGs未来都市をVR体験/IKEBUSで池袋の街を散策)!
豊島区SDGs特命大使に認定されたISIグループが提供する、「SDGs」や「ビジネス」の基礎的な学びをお伝えしながら、豊島区のまちづくりの魅力やSDGsそのものの本質を体感できるプログラムです。
SDGsの本質を体感できるカードゲーム「2030 SDGs」を体験しました!
IKEBUSを貸切し、豊島区のまちづくりの魅力をフィールドワーク探索!
バーチャル空間でアバターとして集まった全国の学生達とSDGsを学び合いました!
■国内最大級の教育イベント「未来の先生フォーラム」に登壇、SDGs未来都市の目指すまちづくりを学びのコンテンツとしてお届けします!
【国内最大級の教育イベント「未来の先生フォーラム」に登壇!】「消滅可能性都市」から「SDGs未来都市」へと復活を遂げた豊島区の魅力を特命大使としてSDGsに関する学びと共に交流型でお届け!
この度、国内最大級の教育イベント「未来の先生フォーラム」にISIグローバル教育総研として登壇します。 豊島区が目指す持続可能なまちづくりの魅力を特命大使としてお伝えしつつ、グローバルな視点でローカルに行動することの重要性をSDGsの学びと共にお届けします。 詳細については、「未来の先生フォーラム」の案内ページにてご確認ください!
【豊島区発!】「SDGs未来都市」の先進的なまちづくり事例を学べるオンラインイベント・講演会!
本イベントは、内閣府よりSDGsへの優れた取組を行う自治体として「SDGs未来都市」に選定された豊島区を舞台に、SDGs特命大使として多彩な活動に自主的に取組むISIグループが開催する特別イベントです。地域(Local)視点と地球(Global)規模の視野で多様性を認識し、参加者の皆様がSDGs実現へ向け具体的アクションを踏み出すキッカケとなるための学びとSDGsに取り組む同世代の仲間との素敵な出会いの機会をご提供します。
【豊島区発!これからの地域での共生や創生を考えるキッカケに!】「SDGs未来都市」の先進的なまちづくり事例を学べるオンライン講演会を開催!
内閣府よりSDGsへの優れた取組を行う自治体として「SDGs未来都市」に選定された豊島区を舞台に、SDGs特命大使として多彩な活動に自主的に取組むISIグループが主催するオンライン特別講演会です。 この度は、豊島区「わたしらしく、暮らせるまち。」推進室長の安達絵美子氏をお招きし、消滅可能性都市の指摘以降、豊島区の重点政策の柱に掲げられた「わたしらしく、暮らせるまち。」の目指すまちづくりについてお話いただきます。 「SDGs未来都市」での先進的なまちづくり事例を学び、参加者自身が居住する地域での共生や創生を考えるキッカケを得られる貴重な講演会となれば幸いです!